星の数ほどあるテーラードジャケット。
古着やブランドでも色々ありすぎて困りがち。
そんな中ドリスのストライプのジャケットを見つけました。
こんなマニアックなレビュー書いてる人いませんよ笑
レビュー
最高すぎる仕立て
シーズンは23SSで発表されたのがこちらのジャケット。
個人的にランウェイでも目立っていたアイテム。
1年前なので少し前のアイテムになりますね。
どうです?超美しくないですか?
でも、正直スタイリングは難しいと思います。
本当にかっちりしているので合わせるシューズとパンツは限られるかと。
ラペルとボタン
4つボタンでダブル使用なので作りは非常にクラシック。
着丈も気持ち長めなのでよりフォーマルな印象。
綺麗なデニムやスラックスの方が相性よさそう。
ラペルはノッチでやや高めでかつ長め。
ラペル幅はやや狭めといったところでしょうか。
クラシックでかっちりした印象が強め。
袖はしっかりと本切羽になってます。
余談ですけどこれからドリスのタグも変わるんですかね?
素材感
このジャケットの感じだとドレープ感やテロっとした生地にしがちだと思うんです。
光沢感のあるウールやギャバジン生地なんか合いそうですが・・・
しかしウール100%(毛)のしっかりとした生地で作られています。
もちろん高密度に織られていて生地感も抜群。
ドリスの感性なんですかね?(個人の憶測だけど)
あまりテーラードに詳しくなく…笑
ラバットというメーカーのウールを使用。
スコットランド発の富裕層が狩猟用に着ていた衣服をルーツもつメーカー
僕は初めて知ったんですけどツイード生地では世界最高峰と言われているそう。
創業は何と1868年だとか!
ウエストのシェイプがたまらん
一番の特徴はしっかりと入った肩からのウエストのシェイプライン。
この角度が本当にねえ…
実物一回着てみてもらいたい笑
後述しますが、ルックより結構シェイプが強いです。
シルエットが美しい裏返しとも取れますけどね。
ややタイトなサイズ
ややタイトで背筋が伸びるサイジングとシルエット。
モノは素晴らしいんですがバランスを取るのがちょっと難しいと感じますね。
テーラードの中でも特にドレッシーな雰囲気を放っています。
スニーカーにデニムだと浮きましたね、、、
もちろん革靴にスラックスであればスタイリングは問題なく完成します。
でもそれだけじゃちょっと飽きませんか?
そこから先の着こなしが非常に難しいなと。
ちなみに体感的には、一般的なM〜46サイズ位。
他サイズは試着していませんが、ジャストかなと思っています。
少し気になるところ
少しピーキー(がっちりさんは要注意)
胸板が厚くがっちり体型な方はタイトに感じると思います。
ご存知の通りシルエットは抜群にかっこいい。
でも思ったよりシェイプが強い笑
僕が胸板厚めでボタンを閉めると動きにくいですね。
正直ある程度、細身でスリムな人向けのアイテムです。
絞りが入ったジャケットはある程度胸板あった方がかっこいいと思いますが…
あと袖はかなり長めでお直しは必須になるかなと。
あまり着込めない
この点はシルエットの裏返しので致し方ないかもしれませんね。
厚手のインナーを着るとかーなり動きにくい笑
フーディやスウェットを入れることはできない…
シャツやハイゲージニットなら問題なし!
まとめ
ちょっと前のアイテムでしたが23SSテーラードジャケットのレビューでした。
中々市場に出回らないですが、超お気に入りなので紹介させてください笑
シンプルなテーラードって長く使えるアイテム。
今のコーデとこれからのコーデでどう変化していくのかも楽しみ。
年を取った自はがどんな見せ方をしているんでしょう。
まさにいい服と共に年を取っていきたい。
もし二次流通で見かけたらチェックしてみてください。
ではまた。
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