23AWの個人的な目玉アイテムのレビュー。
個性的だけど美しい、そんな革靴です。
結論、Valentinoのクリーパーは買って損なしの名作でした。
クリーパーシューズの歴史
この記事を読んでいる方なら不要かと思いますが軽く説明を。
レビューだけ見たい方はこちら
クリーパーはラバーソールを搭載したパンク・UKカルチャーが深く関わる革靴。
1949年にジョージコックスが初めて製造し、クリーパーが誕生します。
今でもクリーパーの代名詞はジョージコックス。
1950年代に入るとロンドン不良少年達テディボーイズがこぞって履き出すように。
クリーパー新鮮だったデザインに加え、ゴム製ソールなので足音が出にくいのが特徴。
履き始めた理由は足音が出ないので夜の街に繰り出しやすくなるから。
クリーパーとは英語で這う者・忍び寄る者という意味を持ちます。
1960年代以降は数々のミュージシャン達に愛され、現在まで不動の地位を築いています。
欲しいと思った理由
ルックを見て絶対買うと確信した
ルックを見てこれめっちゃいいなと感じました。
「あれはいいものだ!」ってね笑
これ以上の理由はいりません。
サンローランのランウェイを歩いた方が監修している
このクリーパーはサンローランでモデルも努めたフェデリコさんが監修しています。
僕もフォローしているんですが、ストーリーでちらっと見せていましたね。
ちなみにモデルをしていたのを知ったのはKさんの動画を見てからです笑
14ss・14aw・15ss
当時は中学生でコレクション見てませんでしたね・・・笑
他にもPalm Angels のシューズ制作にも携わっているみたい。
24ssもシューズの監修に関わっているみたいなので要チェックですね。
レビュー
不良っぽいクリーパーだけど美しい
見ての通り無駄のない流れるようなめっちゃきれいなデザイン。
Valentinoのエレガントさが溢れ出てる。
パンクな印象なクリーパーですが美しさも兼ね備えています。
ジョージコックスやマーチンの無骨さもかっこいいんですけど、
クリーパーでここまで美しいのが流石メゾンといったところ。
Valentinoのクリーパーはカーフのガラスレザー製。
個人的にガラスレザーあまり好きじゃないんですが・・・
このデザインを一番引き立てるにはガラスレザーは一番かなと思ってます。
ソールは厚め
気になるであるろうがソールの厚み。
ルックの通り、結構厚めになっています。
数値だけだとわからないと思うので参考までにCT70と並べてみました。
比べる対象がちょっと違うのはご了承ください。
こうみると結構ボリュームありるのがわかると思います。
ザクとドムの足くらい違いますね。
ソールの厚みは完全な好みの問題ですが僕はそこまで気になりませんでした。
サイズ感に注意!
このクリーパーは見ての通り、長くて細い作り。
率直にいうと、幅広で甲高な方は足に合わないと思います。
正直、僕は歩きずらいですね笑
ま、かっこいいから履くんですけども。
ブーツやスニーカーで普段27cmが多い僕でも27.0cmを選択しました。
僕はCT70も純正から極薄インソールに変える程の超甲高人間です。
いくらサイズを上げても甲が合わなくて羽根が広がっちゃうんですよね・・・
僕も最初は小さめを買おうと思ったんですが、買わくてよかった。
恐らく26.5cmだとストラップ部分が閉まりません笑
ですが長さは革靴なので余裕があり、歩くとかかとが浮いてしまいます。
あとはソックスやインソールで調整していくしかなさそうです。
Valentinoのクリーパーは百式と同じ位、ピーキーなシューズだと感じました。
まとめ
Valentino23awクリーパーのレビューでした。
- 期待を裏切らない美しさ
- ソールは厚め
- 細く、長い作りなのでサイズ感に注意
ちょっとサイジングが難しい所はありましたが、僕は買って良かったと思いますね。
履き心地の件もソックスやインソールで調整すれば死活問題にはなりませんし。
Valentinoのクリーパーが気になる方は一度見て損はないと思いますよ。
シーズン問わずに履くこともできますし!
ではまた。
コメント